自転車de深夜の東京環七野方アンダーパス編 - 消ゴムうるめのバリアーぶろぐ (By saku)

すっかり昼間は
暖かくなってしもて
日焼け対策が面倒で
自転車に乗るのに
気合いがいる季節に。

【過去日記参照】
→自転車女子の紫外線対策！2016年
http://d.hatena.ne.jp/a_happy_ending/20160419/1461046073

→東京自転車地図〜目白通りと練馬石神井〜
http://d.hatena.ne.jp/a_happy_ending/20160218/1455774775

→地図配布★東京全域・大江戸サイクリングルート
http://d.hatena.ne.jp/a_happy_ending/20151129/1448765249

こういうときは
灼熱太陽も眠る深夜に、
ミッドナイトクルージング★

東京イチの大動脈
環状七号線、環七を流す。
高円寺から北上する。

環七といえば、
光化学スモッグと
排気ガスと
大型ダンプと
タクシーたちと
アンダーパス、
オーバーパス、
陸橋などが行き手を阻み
パトカーや覆面も多く
そのどれもが
自転車の敵と言えよう。

深夜の都内は
警邏パトカーも多いが
覆面パトカーも多い。
ぷっちんプリンの容器を
赤く塗ったような
赤色回転灯パトランプを
天井に出したセダンが
深夜3時のバス停に停車し
速度違反の原付バイクから
違反金という名目の
小遣いをカツアゲ中。

標識によればここは
駐停車禁止区間のはず、
と思ったら日曜休日除く、
なのであった。
今は日曜日の午前3時であった。

環七はバイパスゆえ
直進路で見通しがよく
陸橋で跨ぐオーバーパス
地下で潜るアンダーパス等
駆使して信号も交差点もなく
無料の快速路だけに
100km/hで流す車や
バイクも多いのじゃ。
警官は公務員じゃから
深夜のねずみ捕りは無い。
環七では待伏せせずとも
入れ食いのようじゃ。

交差点がなく、
中央分離帯があるゆえ
薄汚い歩道橋なら
まま沢山ある。
そのうち半分くらいが
自転車も通行可能で
押して登り下りできる。

しかしこんな急勾配で
自転車を持ち込んだら
えらいことであろう。
実用性が乏しい。

東京の自転車のりや
ローディーたちが
環七を嫌う最難関地点
『野方アンダーパス』

地上にある西武新宿線の
野方駅を潜ってやり過ごす
車たちの地下トンネル

たしか自転車通行禁止の
標識はなかったのじゃが
実質は通行不可じゃ。
迫る車の轟音だけで
背筋がピリピリするし
平常時でも70km/hで
流れておるので
地上に戻って来るまでの
300mほどの間は路側帯どころか
待避場所も逃げ場もなく
入り込んだら大変である。

深夜3時のこの交通量なら
信号のタイミングで
最後尾の車にくっついて
一気に進入して潜れば
行けるかも知れぬ。

環七での野方アンダーパスは
側道を入った先の
併設された自転車可の
歩道を通るか、
迂回して野方駅前の
遮断機を通るほかない。
東京の道が徐々に
自転車に市民権を
与えてきたとは言え、
まだまだなのである。

アンダーパス歩行者道路入口

脇にタイヤをはめ込む
溝があるだけで
自転車でも通行できる、
というのは乱暴である。
歩道橋よりは傾斜抑えめ
自転車も実用に足るが
降りて300メートルも
押し歩きするのは素人である。

野方パス攻略のおすすめは、
迂回ルート。

駅前ルートではなく
東よりの遮断機を
通るのが通であるぞ！
ちょっと距離はあるが
朝夕のラッシュ時に陥る
開かずの踏切タイム以外は
1〜2分で抜けられる。
車は一方通行で
交通量も少なく、
駅から離れているので
歩行者もいない。
ゆえに自転車のための
道と思えるほど★

おすすめの踏切の様子
背の高いバリケードが
線路沿いを囲い、
重機が沢山あるのは
西武新宿線の
地下化工事のため。
野方駅以東が地下に潜り
沼袋、新井薬師前、中井へと
踏切による渋滞も
きれいに解消されよう。
この踏切がなくなる日も
近いのかも知れぬ。
下北沢駅〜池ノ上の所の
京王井の頭線の名物、
閉まりっぱなしの踏切も
地下化されたおかげで
超快適ルートになった！
以前は絶対に避けるべき
ルートであったゆえ
いまだに車たちは近寄らず、
中野〜渋谷の自転車移動にゃ
ベストの道となっておる。

その点、野方駅前の踏切は
野方駅以西じゃから
踏切は無くならぬ。
あと線路が妙に小高いので
自転車は降りて渡るか
助走が欲しいのが面倒じゃ。
自転車を睨みつける交番も
遮断機脇に位置！(笑)

野方駅前踏切の様子
奥が南口　左が北口
野方は複数の商店街が
入り組んでおるので
歩行者が邪魔である。

やれ野方北原通り商店街、
やれ野方ヤッホーロード、
やれ野方ときわ通り商店街、
やれ野方駅前通り商店街、
やれ野方みつわ通り商店街、
やれ野方本町通り商店街、

やりすぎじゃ(<●><●>)

野方商店街振興組合
サイト：http://www.heart-beat-nakano.com/street/18.html

野方商店街のなりたちについて
昭和のはじめ、鉄道の開通により野方駅ができました。乗降者もまばらであったが、数店が駅周辺にできました。幸いにして戦禍を免れたために食糧や衣料品さらに映画館や銭湯などを利用するために遠方より電車を利用して多くのお客様で賑わいをみせた。さらに物価の安さが評判となり昭和期までは商店街は非常に繁栄をみせた。平成6年末にそれまであった5つの商店街がまとまり野方商店街振興組合へと移行した。現在組合員数、店舗・事務所数では中野区内最大の商店街となっています。

銀天街や大街道が
懐かしき事。

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