消ゴムうるめのバリアーぶろぐ (By saku)

一国の姫であるが、現在は身分を隠し、ハラハラどきどき!大坂へ留学中

自転車で『箱根リベンジ』の経緯と概要



箱根山・国道1号線最高地点874m



わらわは今年1月に
自転車でキャノンボール
ルートを辿っていく
東海道クリアを果たし
伊予国まで自転車で
帰郷を果たしたが、
練習なぞまったくせず
そして大きな荷物を
キャリアに満載にして
サイクリングしたのじゃ。
何日もかけた行程で
とくに不覚にもせよ
箱根の一撃でわらわは
足を壊された。



1ヶ月は膝が痛く、
とくにペダルを漕いで
毎回60km以降になると
関節の芯の部分で
鋭い痛みが発症し
そうなるととても
漕げなくなった。
そんな状況で
静岡県入りであろ?



みなが口を揃えて
地獄の称号を付与する
静岡県「バイパス回避」、
そして死ぬほどつらい
風速10mで西から常に吹く
すべて向かい寒風となった
静岡「遠州のから風」、
東京→大阪の全ルート中
3分の1を占めるのが
静岡「いつまでも終わらない」
このしぞおか3拍子も
たしかに効いたのじゃが、
関東脱出のための
東海道のラスボス、
箱根山と箱根峠が
まずかったのであった。




海越しの朝陽と富士山



ただし風景も静岡は凄い(ヾノ・∀・`)



初日である前日に
日本橋スタートで
初めて自走で
昼過ぎに東京を脱出し、
茅ヶ崎まで夜な夜な
無理して長距離を
漕いだことによって
計り知れぬダメージが
体に蓄えられて
おったのじゃろうて。
100kmも未経験の頃。
直前に自転車に乗ったのは
1ヶ月も前のことで
30kmのお散歩じゃった。



二日目に疲れを持ち越し
またも正午前の出発で
箱根の目前、
小田原市内では
寺子屋から下校中の
ママチャリの男児
追いつけずに巻かれ、
まだ勾配の始まらぬ
麓-ふもと-の箱根湯本駅
達する前の時点、
自動車専用バイパスの
入口手前では腰砕けで
立ち上がるのも難しいほど
はじめて体験する絶不調、
そんな中で箱根になんて
登れるわけもない。



東海道全線24時間走破に
挑戦するお馬鹿どもは
1時間で登りきるらしいが
彼らとて箱根だけは
他のルートを考えて
迂回を考えるほどじゃ。
ようはいかにして
神奈川県小田原市から
静岡県三島市へ抜けるか。



わらわの研究によると、



【箱根越えルート】
標高とっても高い
傾斜もけっこうある
メインルート★
コンビニあり★
人気もひとけもあり★
一本道で迷わない★
でも交通量多し
路肩が劣悪で、
排水溝の蓋が
ところどころ無い。

【箱根旧道ルート】
標高やっぱり高め
コンビニなし
ひとけなし
距離は最短★
そのぶん傾斜がえげつない
ヒルクライマー専用
(どうせ歩くなら
こちらを行けば
まだ楽だ・・・)

【御殿場ルート】
箱根の北の谷を行く
標高低い★
傾斜もゆるい★
でもかなり距離のびる
トラックが多く
路肩もなく危ない

【熱海ルート】
箱根の南の海側から行く
標高かなり低め★
傾斜はほどほど
一部だけ急坂であるが
距離もすこし短い★
分岐点を確認せねば迷う。
一番地味な道ではあるが
一番楽な道と言える。



1月のわらわは
メインルートを選び
荷物でとても重い
フラットバーロードを
何時間も押して歩いた。



強羅との分かれ道の所で
悟りを開きかけた(ヾノ・∀・`)
正午に小田原、
芦ノ湖に17時前、
日没16時半じゃから
日が短くては
すでに日暮れであった。




素敵芦ノ湖の夕焼け




素敵三島の夜景



芦ノ湖の夕陽と
三島の夜景は
旅の全行程でも
とくに素晴らしく、
道路が決壊して
通行不能となっていた
大崩海岸の朝焼けと
ベストスリーをなすほど
絶景のご褒美であった。




風光明媚スポット大崩海岸



大崩海岸も名前の通り
ほんとに山が崩れて
道路は何年間も寸断された
状態のようじゃった。
最大手のキャノボサイトが
おすすめしとったのに
現在通行止めの情報は
書かれておらんかった。



所詮、インターネットの情報なぞ
宛てにせんことよ(ヾノ・∀・`)



そのせいでメインルートである
宇津ノ谷トンネルに
大きく迂回させられ
10km以上も
無駄足となったが
ツライ所に絶景は多い。
それは間違いない。


これは今年2017年
初頭の話であり、
秋になった現在は
大崩海岸〜焼津間
やっと再開通したらしい。
寸断で交通量ゼロゆえに
道路上で好き放題
記念撮影できたのは
不幸中の幸いか?(ヾノ・∀・`)




大崩海岸の日の出



話を戻す。
箱根に屈したことへの
言い訳ならたくさんあった。



体調が変であったし、
真冬で関節は凍え、
キャンプ道具や
一眼カメラと三脚、
真冬の防寒具なぞ
フルに積載しとったし、
男クランク・漢クランクの
フロント48Tシングルで
リアもshimano
汎用ボスフリー7速ゆえ
修行のようなギア比しか
出せぬ自転車であった。
なにより前日の
ペース配分を違えた疲れ。



この週末、
大坂の初恋のあの人が
舞台を観に来ませんかと
呼んでくれたことで
それならもう一度、
箱根を通るならと
箱根リベンジをかかげ
前回の問題点を修正、
体調を整え、
暖かい季節、
キャンプ道具も
三脚もダウンジャケットも
持たぬ軽量化装備で、
男クランクをやめて
フロントに無理やり
インナー34sの歯車を
改造して増設した。
前日に疲れぬように
始発の電車、
小田急線で輪行
まっさらの足で登る!



いつものように
よく当たりたまにハズレる
『卓越天気』に
週末の空模様を映す。



【卓越天気サイト】
http://www.imocwx.com/guid.php?Type=0



これ以上ないほど
打倒箱根に対策し
いよいよ本番!
と、思ったのに雨(ヾノ・∀・`)




日本列島全体、
東海道も青いマーク
なんと雨とな!!(<●><●>)



なんじゃこの雨(ヾノ・∀・`)



この野郎めが(ヾノ・∀・`)



わらわの東京留学の部屋は
とても狭いが、
工夫して縦置きにし、
壁に立てかけることで
自転車を室内保管しておる。
日記にてその方法を
教えると言いながら
1年も忘れておるが、
田舎の小国とは申せ
わらわは姫であるゆえ、
とにかく雨には
濡れたこともない。
自転車も同様であった。



ゴアテックの河童は
興味本位で買おた。
雨の中で1度だけ
水遊びしただけで
畳んでしまい込み、
実用にしたことがない。



ああ、雨が憎い。








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★あれこれ半額よ〜!







これ以下は随時加筆する
このリベンジのための雑記、
読み飛ばせ(ヾノ・∀・`)


                                      • -


keshigomu-urume箱根リベンジ
ルート俯瞰地図
(clickでfullHD原寸表示)



夜明け前・・・
高円寺→新宿or下北沢(自走)5kmくらい



小田急線小田原行
下北沢822円/新宿874円
営業区間83km 所要時間1時間半
小田急は下り線といえど
朝のラッシュは殺人的と聞く。
始発(5:10)じゃないと大変か?
★車両左側ドアが開く駅多し
輪行袋は先頭車両か最後尾車両
とくに右サイドに置く



早朝から・・・
箱根リベンジ
小田原〜新富士駅72km
沼津までは51km




昼・・・
沼津港で駿河湾の特産
深海魚バーガーを食す!



腹ごなし・・・
沼津から富士山を眺めながら
海岸線を千本松原で22km
新富士駅へ
沼津駅は新幹線止まらず
★手前の停車駅である
三島駅に戻るよりも
次の停車駅である
新富士駅まで進む



新富士駅→名古屋駅
区間延長207km
東海道新幹線 7010円
豊橋乗換急行 6180円
輪行の初級編
★閑散期ならば
のぞみも自由席で行けるか?
★最後方列に指定席を取っても
シート裏のスペースに
誰かがベビーカーや輪行袋
先に置いている場合は
困ることになる。
★各車両の最後列席裏に
安置できぬ場合、
デッキに置くことになるゆえ
どの車両を狙うべきか。
★車椅子スペース隣接の
指定席を取るのが穴場じゃ。
★指定席車両のデッキは
指定券がなくとも置いてよい。
グリーン車
グリーン券がなければ
デッキも立ち入りできない。




名古屋に降り立ち
美味なる八丁味噌料理を
食べ尽くしグルメになる
そして自転車輪行解除で
走り出し、宿へ向かう



2日目以降
名古屋→鈴鹿峠→大阪
201km
★センチュリーライドは
したことがないゆえ
2日に分けるか
更に電車で輪行する

三重県亀山から
大阪までは2ルート

鈴鹿峠越え
(東海道のメインルート)
鈴鹿峠甲賀・湖南・大津・琵琶湖・京都・大阪

伊賀越え
(迂回のサブルート)
・加太・上野盆地・伊賀・木津川・生駒山系・大阪

1月の真冬であったため
鈴鹿峠(380m)よりも
加太の伊賀越え(326m)で
標高を押さえて
路面凍結回避を狙ったが
メインルートは
鈴鹿経由じゃから
一度走ってみたい!




keshigomu-urume箱根リベンジ
ルート高低断面図
(clickでfullHD原寸表示)



大阪から東京へ東進するなら
鈴鹿峠は勾配がゆるいが
大阪行きの場合は
たった数キロとはいえ
ちゃんと登り坂がある。
かわりにそこを越えると
わずかな起伏を除けば
大阪まで下り基調となる。
京都〜大阪区間
淀川の支流であって
嵐山へ通じる桂川
宇治川もあるため
サイクリングロードも充実し
走りやすそうであるな!



西の横綱鈴鹿峠
されど、
やはり箱根がボスだっ(ヾノ・∀・`)



歩いて自転車を押し続けた
あれはとても苦行であったが
歩いてもいつかは
越えられることを知れば
他の峠なぞ
恐るるに足らぬわ!!(o‘∀‘o)
































































































































































































































































































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